ソニーがみなとみらいに拠点を設置 ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社

こんにちは。

神奈川県の発表によると、ソニーがみなとみらいに新拠点を設置することが判明しました。

ソニーのカメラ部門がみなとみらいに移転集約

神奈川県のプレスリリースによると、

イメージング・プロダクツ&ソリューション分野のオフィス及び研究開発拠点を新設し、主に、レンズ交換式カメラ、コンパクトデジタルカメラ、民生用・業務用ビデオカメラなどのカメラ事業の他、プロジェクターなどを含むディスプレイ製品、メディカル関連機器等の研究開発を行う。

とのことです。現在厚木市や都内にある拠点をみなとみらいに集約するようです。その際神奈川県の企業誘致促進補助金を受けるため、神奈川県のプレスリリースに出たようです。

操業開始時の雇用人数が900人と書いてあるのですが、これって何なのでしょうか?移転時の人員なのでしょうか?日経のサイトを見ると一棟借りて3000から4000人が移ると書いてあるのですが。

ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社

移転するのはソニー本体から分社してできたソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社になるそうです。移転の際に本社もみなとみらいに移転するようです。

ソニーのIR資料によるとソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社は、5つ事業領域を持っているようです。デジカメ、プロ向け映像ソリューション、プロ向けのカメラ、医療向け画像機器、そしてなぜかFelica事業。最初の4つは違和感ないですが、Felicaだけイメージング機器とは違う気がするのは私だけでしょうか?

まあ、私もFelica搭載機器にはお世話になっているので、別に嫌な気はしませんが。それは置くとして、ソニーの映像機器は世界でも十分な競争力を持っているので、本社と事業のみなとみらいへの移転というのはブランド的にも経済効果的にも良い影響があるのではないでしょうか?

横浜グランゲートを一棟借りる模様

気になる新拠点の場所ですが、現在清水建設が建設を進めている横浜グランゲートになることが神奈川県のプレスリリースに明記されています。

ソニー(株)事業会社が入居する横浜グランゲート

この写真は神奈川県のプレスリリースから抜粋しました。これが最新の完成予想図なのでしょう。横浜駅からここまで屋根付きデッキでつながります。横浜グランゲートの建設状況はこちらを参照ください。

日経の記事によるとこのビルを一棟借り上げて東京と厚木の拠点を集約するようです。日経の記事が事実なら事業所としての規模も大きく、みなとみらいの発展に大きく寄与するように思います。

清水建設としてもいい話ですね。竣工時には満室で稼働できます。各地の拠点を集約する以上そんな簡単には出ていかないでしょうし。出来れば清水建設には現在募集中の隣の街区53街区も買ってもらって200m級の超高層ビルを建ててもらいたいものです。53街区を買えば、54街区の横浜グランゲート、53街区、46街区のアイマークプレイスと清水建設のビルでつながることになります。

横浜グランゲートは竣工前に満室になったことだし、53街区もぜひチャレンジしていただきたいものです。

新高島駅周辺はオフィス街に

それにしても驚きました。ビル一棟借りてソニーが移転してくるとは。このビルが竣工するころは、新高島駅周辺は、日産本社、ゼロックス、京急本社、資生堂グローバルイノベーションセンター、そしてこのソニーとかなりの企業が集まることになります。


加えてこの付近には、村田製作所もできますし、メーカーの研究開発施設も集まることになります。神奈川県はメーカーが多いですから、メーカーの研究開発拠点が集まるというのは付加価値を生み出す拠点という感じでとても良いように思います。

朝の通勤時に日産本社の通路を通る人の数は年々増えていますが、これでソニーや資生堂ができるとどうなるんでしょうか?相当量の人が街を行きかうことになりそうです。横浜駅東口はますます栄えそうな気配です。

みなとみらいの開発において新高島駅周辺は一番開発が遅れていましたが、横浜駅に近いこともあり、オフィス街としてのポテンシャルが発揮され始めた問い感じでしょうか?

現在建設中及び計画中のオフィスビルがすべて完成すると横浜随一のオフィス街になるでしょう。

ソニー移転についてはこれからもチェックしていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。