みなとみらい21開発状況まとめ

こんにちは。

みなとみらいの開発が進んでいます。都市開発ネタが好きな私としてはとても気になるのですが、最近は多数の街区で同時に工事が着工していて覚えきれないので、一度整理してみようと思いました。

みなとみらい21の開発状況

下の図は横浜市都市整備局が公開している開発状況の地図です。

みなとみらいの建物には恒久施設と暫定施設の2種類があります。恒久施設はその通り恒久的に使うことを前提とした建物です。暫定施設は一定期間経過後取り壊すことを前提とした建物です。みなとみらいには厳しい建築制限がありますが、暫定施設の場合はその一部が免除されたりします。例えば、横浜アンパンマンミュージアムなどがその例です。みなとみらいでは低い建物は建設できません。しかしながら暫定施設であるアンパンマンミュージアムはその制限が適用されません。その代わり建物は10年間の期間限定としてしか存続できません。

開発スケジュール

竣工・稼働・開業など表現が各社様々なのですが、時期しか書いていないものは竣工予定だと思います。

  • パシフィコ横浜ノース 2020年春開業予定 20街区
  • 横浜ベイコート倶楽部 2020年7月開業予定 20街区
  • ザ・カハラ・ホテルアンドリゾート横浜 2020年7月開業予定 20街区
  • (仮称)首都高速道路(株)神奈川局開発計画 2021年3月 38街区
  • (仮称)MMアリーナ計画 2020年春 38街区
  • 神奈川大学みなとみらいキャンパス 2020年11月 43街区
  • (仮称)MM21地区47街区開発計画 2020年1月
  • 村田製作所みなとみらいイノベーションセンター 2020年9月 47街区
  • 横浜グランゲート 2020年2月 54街区
  • (仮称)LGグローバルR&Dセンター 2021年2月 55-1街区
  • (仮称)京急グループ本社ビル 2019年6月 56-1街区
  • (仮称)資生堂グローバルイノベーションセンター 2019年2月 55-1街区
  • (仮称)横浜ゲートタワープロジェクト 2021年7月 58街区
  • Kアリーナプロジェクト 2021年度 60・61街区
  • 横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール移転プロジェクト 2019年夏
  • 新港地区客船ターミナル等整備事業 2019年9月 6-1街区
  • 合同庁舎 2022年度 9街区

建設中の街区

パシフィコ横浜ノース

パシフィコ横浜が拡張されることなりました。施設の稼働率が高く拡張することになりました。パシフィコ横浜の展示場はすでに1度拡張しているのですが、展示会のニーズは増える一方のようです。下の写真2枚はパシフィコ公式サイトからの引用です。

20街区MICEその2

この施設が完成するとキング軸が一通りつながることになります。現在は臨港パークと高島中央公園はつながっていないのですが、上の写真の通り、施設整備とともに歩道が整備されるようです。個人的にはこの歩道が楽しみです。2020年春開業予定とのことです。

横浜ベイコート倶楽部とザ・カハラ・ホテルアンドリゾート横浜

パシフィコ横浜ノースと同時に建設が行われているのがリゾートトラストによる横浜ベイコート倶楽部とザ・カハラ・ホテルアンドリゾート横浜です。

20街区MICEその3上の写真はリゾートトラストのプレスリリースから抜粋したものです。ガラス張りのスタイリッシュなホテルが建つようです。水も張ってある場所があるようなのでとても素敵だと思います。プレスリリースによると、会員制リゾートホテル”横浜ベイコート倶楽部(仮称)”と一般向け高級ホテルを運営するようです。横浜港に面した場所で眺めも良く、ホテルに直結していますから利便性と人気の両面で価値が高そうに思います。

上の写真は横浜市文化観光局の資料から抜粋しました。リゾートトラスの資料には書いていないのですが、一般向けホテルと会員制ホテルの区分が書いてあります。

ホテルは延べ床面積45,122m2、地上14階、2020年春に開業予定とのことです。

(仮称)MMアリーナ計画

かつて中古車販売店があったところに、ぴあが音楽専門アリーナを建設します。
1万人規模のアリーナ建設だそうです。既存のアリーナは音楽以外にも対応できるようになっているため、
必ずしもコンサート関係者にとって使い勝手が良いものであるとは限らないそうです。
その点、ぴあのアリーナは音楽専門に特化することで、主催者側に選ばれるアリーナを目指すようです。

個人的には高層オフィスビルの建設が欲しいところなのですが、駅から少し離れているので仕方ないかもしれません。
ぴあのプレスリリースの写真を見るとデッキのようなものが桜木町駅方面に伸びているように見えます。
桜木町へのデッキは県民共済ビルから横浜銀行本店ビルまでは伸びていて首都高出口の歩道橋で終わっているのですが、
これが延伸されてくるように見えます。ピアの隣で首都高神奈川支社のビルも建設されるようですし、
少し前に歩道橋も工事をしていたので、デッキがつながることを期待しています。

ところで、この38街区は三菱地所が所有していて、ぴあのアリーナも土地の売却ではなく賃貸で建設するようです。
そして、首都高入口側に用途不明の土地が残っているのが気になります。何に使うのか気になるところです。
更地のままということはないと思いますが、ぴあ向けの駐車場にでもするのでしょうか?

首都高速道路株式会社 神奈川局

横浜市都市整備局にあるみなとみらいの街区開発状況の地図に首都高神奈川局の建設計画が書かれています。
首都高の公式ページにも三菱地所にも書いていないので詳細不明なのですが、何か建てるのかもしれません。
現在の神奈川局は、仲木戸駅前にあります。みなとみらい付近の首都高の高架下には首都高の車両がたくさんありますので
拠点をみなとみらいに移すのかもしれません。首都高入口も近いし移転は妥当なような気がします。
これについてはそのうち現地を見てこようかと思っています。

神奈川大学みなとみらいキャンパス

神奈川大学がみなとみらいに新キャンパスを建設します。

地上21階、地下1階、延べ床面積 46,600m2、高さ98.85m、最高高さ 105.35m
2018年9月着工
2020年11月竣工
2021年4月 みなとみらいキャンパス開設

(仮称)MM21地区47街区開発計画

延べ床面積 37,000m2、2019年度竣工予定
三菱地所が開発する複合ビルです。オフィス、ライブ型ホール、ビジネスホテルで構成されますが、そのうちオフィスとホール部分をコーエーテクモゲームズ社が購入するようです。
コーエーテクモゲームズは本社機能を移転する予定とのこと。コーエーテクモゲームズはパシフィコ横浜にある国立大ホールでイベントを行っているのを見かけるので
このビルが完成したら自社のホールでイベントをするのでしょうか?
ビジネスホテル部分は東急REIホテルが入るようです。2020年春開業予定とのこと。
ホテルの施設構成は

10階~15階:客室(約230室)
9階:フロント、ロビー、レストラン
1階:ホテルエントランス

となるようです。
ところで、三菱地所のプレスリリースを見ると、今後開発を予定している事業用地にランドマークタワー二期棟(25街区)が書いてあります。いずれどうにかする気があるのでしょうか?

またこれを見る限り、三菱地所が所有している街区はランドマーク二期棟予定地を除くと47街区と38街区だけのようです。
このうち47街区はコーエーテクモゲームズ本社ビルと村田製作所の開発拠点、38街区は首都高神奈川局とぴあのアリーナで埋まるようです。

村田製作所みなとみらいイノベーションセンター

これについてはあまり情報が出ていません。研究開発拠点の建設のプレスリリースは出ていますが、建物の詳細がないので、個人的にはものなりないですが。
敷地面積:7,415㎡(約2,200坪)

もしかしたら、コーエーテクモゲームズが入るビルにテナントとして入るのでしょうか?ビルを立てるにしては拠点規模が小さく感じます。

横浜グランゲート

みなとみらいで2棟目の自社ビルです。

場所は新高島駅直上。自社で設計・建設を行ったうえで賃貸ビルとして運営するそうです。横浜駅からそこそこ離れていますが、デッキや地下道などにより横浜駅と直結します。離れているとはいえ、歩くとそこまで遠い感じがしないので、横浜駅から歩いて通勤する場合でもそれほど苦にはならないと思います。

どうやらこのビルのウエブサイトができたようです。

清水建設54街区ビル公式HP

地上18階、延べ床面積 100,000m2 、竣工時期は2020年3月予定とのことです。

(仮称)LGグローバルR&Dセンター

LG electoronics Japanが研究施設を建設します。延べ床面積 36,775m2、高さ92.1m、地上18階、地下1階、2021年4月オープン予定とのことです。

55-1街区LG1階にはエンターテイメント施設、体験型施設、2階には複合コミュのケーション施設、  オープンイノベーションルーム、デジタル工房が設置されるようです。

京急グループ本社ビル

周辺のビルと比べるとちょっと小ぶりなのですが、京急の本社ビルがみなとみらいに移転してきます。地上15階、地下2階、延べ床面積23,007m2、2019年秋の稼働予定だそうです。

56-1街区京急本社

グループ企業10社の本社機能が集約されるそうです。社員数は約1200人とのことです。京急は、品川から三浦半島までをカバーする鉄道会社ですが、路線の大半は神奈川県を走っているため、神奈川の中心たる横浜に本社を移転してもらえることはうれしい限りです。1階部分には賑わい施設として京急電鉄の企業ミュージアムが併設されるそうです。

この街区はかつてセガが4街区まとめて買って高さ180mのビルを中心に劇場などを備えた大規模開発をする予定でした。それがリーマンショックによる景気後退を受け、違約金を払ってまで契約を解除したいきさつがあります。日産自動車本社ビルと新高島駅をつなぐデッキも、当初予定では56街区まで伸びる予定だったのですが、セガの撤退により56街区方面の橋は取りやめになりました。上のイメージ図は京急のプレスリリースからの抜粋なのですが、イメージ図を見るとデッキが京急のビルまで伸びているように見えるので、建設に合わせてデッキの延伸も行われるものと思います。

資生堂グローバルイノベーションセンター

資生堂の研究所がみなとみらいに建設されます。

資生堂グローバルイノベーションセンター

資生堂のプレスリリースによると、”1階は多様な美をお客さまとともに創り上げていくフロア。研究員と交流しながら気軽に化粧品を試していただける「ビューティー・バー」、ランニングを中心にアクティブな美しさを求めるお客さまが集う「アクティブ・ビューティー・ステーション」、そして食と美の研究から生まれたメニューを提供する「デリ&カフェ」で構成されます。(名称はいずれも仮称)”とのこと。下の写真は資生堂のプレスリリースにあった”デリ&カフェ”のイメージ図だそうです。

資生堂デリ&カフェ

地上16階、地下1階、延べ床面積58,231m2、建物高さ 76.91m、稼働時期は2018年末だそうです。

横浜ゲートタワープロジェクト

鹿島建設、三井住友海上火災保険、住友生命保険の企業連合によるオフィスビルの開発計画です。高さ113.9m、地上21階、地下1階、延べ床面積 80,480平米の大型オフィスビルです。横浜駅からも近くなんとか100mを越える高さのビルを建ててくれてありがとうという感じです。イメージ図では斜めになっているためわかりづらいですが、現地の土地はかなり広く、相当な規模のビルが建つことになります。目玉施設としてプラネタリウムを予定しているようです。集客施設としてのプラネタリウムはどの程度の力を持っているのかよくわかりませんが期待していますことにしましょう。

Kアリーナプロジェクト

ケン・コーポレーションによる大規模開発です。ぴあが1万人規模のアリーナ建設を発表してまもなくこの発表がありました。ピアのアリーナ建設は三菱地所から土地を借りて建設するのに対して、ケン・コーポレーションは横浜市からの土地購入となります。

そしてケン・コーポレーションのアリーナはなんと20,000人規模です。ピアのアリーナは日本最大と謳っていましたが、ケン・コーポレーションのアリーナ世界最大級を謳っています。中核施設としてアリーナ建設されますがそれ以外にもオフィスビルとホテルが建設されます。オフィスビルの方は地上20階建とのことです。ホテルの方は地上21階建てで、外資系ホテルの誘致を目指している模様です。高級感のあるホテルにして国内外から利用者呼び込むことを目的としているようです。

横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール移転プロジェクト

現在営業している横浜アンパンマンこどもミュージアムの街ですがURが建物を所有している暫定施設になります。暫定施設は原則10年で取り壊すことになっているため、それにともう移転が行われます。

新港地区客船ターミナル等整備事業

増加するクルーズ需要に対応するために、新港埠頭に大型客船が発着できる桟橋を建設します。桟橋の整備に合わせて出入国管理施設、ホテル、商業施設が整備されます。この桟橋はプリンセスクルーズが優先して使用することになっています。

まとめ

こうしてみると、2020年付近に完成するものが集中しています。あと数年でみなとみらいの景色がまた変わりそうです。

最後までお読みいただきありがとうございました。