ハンマーヘッドプロジェクトの説明と建設状況

2018年11月17日に内容更新しました。

みなとみらいの新港地区で建設が予定されている客船ターミナル整備事業の概要と建設状況についてお伝えします。

この整備事業はハンマーヘッドプロジェクトという名前で現在も進行中です。

新港埠頭客船ターミナル整備事業

みなとみらいにある新港埠頭の再整備が行われていますが、地上施設の運営事業者が決まりました。

横浜岡田屋を代表とするグループに決定

横浜市港湾局プレスリリースを読むと、横浜岡田屋を代表企業とする企業グループに決定したようです。
構成企業は次の通りです。

代 表 企 業

株式会社 横浜岡田屋

構 成 企 業

株式会社 小此木
藤木企業 株式会社
川本工業 株式会社
株式会社 T・Yホールディングス
株式会社 横浜グランドインターコンチネンタルホテル
野村不動産 株式会社
京浜港ワッチマン業協同組合

施設概要

敷地面積 約17,400 ㎡
延床面積 約28,600 ㎡
階数 地上5 階
主要施設 CIQ施設: 1階(約4,200 ㎡)
商業施設:1~2階(約4,800 ㎡)
ホテル:3~5階(約9,400 ㎡)
供用時期 2019年春予定

とのことです。

施設について

横浜グランドインターコンチネンタルホテルが名を連ねているので、ホテルの運営はインターコンチネンタルホテルが行うものと思われます。

構成企業のプレスリリースによると
”「FOOD MUSEUM」をコンセプトとし、横浜と縁の深い「食」をテーマに、「見て」・「食べて」・「作って」・「持ち帰る」機能を有した体験・体感型の商業施設を整備します。”

という記述がったのが気になりました。すぐそばにはカップヌードルミュージアムがあり、そこでもカップラーメンの作成体験などができます。食をテーマにした施設が集積するのは集客の面でもよいことだと思います。

ダイヤモンドプリンセスの母港化

イメージ図にはダイヤモンドプリンセスが描かれています。

ダイヤモンドプリンセス

 これを見て2017年1月31日の横浜市のプレスリリースには次のように書かれていたのを思い出しました。

タイトル:
「官民連携による国際クルーズ拠点」を形成する港湾として横浜港が選定されました

内容:
横浜港の「官民連携による国際クルーズ拠点形成計画」の概要について
1 目標とする国際クルーズ拠点の姿
・ラグジュアリーな小型客船から超大型客船まで、あらゆるタイプの客船の受入れとニーズに対応
・日本客船「飛鳥Ⅱ」の母港に加え、外国客船「ダイヤモンド・プリンセス」の日本における母港化
・4隻以上の大型客船の同時受入れが可能なワールドクラスのクルーズポート
・東日本のクルーズ展開の拠点として、オールジャパンでのクルーズ振興を牽引

とあります。このうち2番目の
”外国客船「ダイヤモンド・プリンセス」の日本における母港化”
が気になっていました。このプレスリリースをよく読むと屋根つき通路をカーニバル社が整備することを条件に、カーニバル社が優先的に使用する予定のようです。これは国土交通省の官民連携国際クルーズ拠点制度を適用するためのようです。同制度を用いて郵船クルーズ社も大さん橋にラウンジを整備することで、大さん橋を優先使用するようです。

また、日経の記事でも

”カーニバル社は11万トン級の「ダイヤモンド・プリンセス」の日本での母港、発着拠点として新港ふ頭を使う”

とあったので、母港として使うことは確実のようです。

以上のことから、2019年春以降はこのイメージ図のように新港埠頭にダイヤモンドプリンセスが入港する場面を見ることができそうです。

個人的にはとても楽しみです。やはり横浜には客船が似合います。そのための大さん橋であり、これからできる新港埠頭です。

かつてはにっぽん丸、ぱしふぃっくびいなす、飛鳥Ⅱくらいしか客船がいませんでしたが、
ダイヤモンドプリンセスが日本向けに就航したあたりから、外国籍の客船を見かける機会が増えたように思います。

毎日どこかの埠頭に客船が入港するようになればいいと思っています。客船は華がありますし、絵になります。

新しい完成イメージ

完成イメージが更新されたので貼っておきます。

1枚目は従来からあるイメージと同じアングルですが、2枚目は水上から見たイメージでしょか?海側に低層建築を誘導するというコンセプトに合致して街の奥行き感がよく表れていると思います。

横浜ハンマーヘッドプロジェクトの建設状況

2018年7月16日の建設状況

桟橋についてはだいぶ前から工事が行われていましたが、地上施設の方の工事もついに着工しました。ただ、見る限りではまだ基礎工事に着手したばかりといった感じでしょうか?それよりなかなか姿を現さなかった桟橋が結構な形になってきた方が気になりました。たった1本の桟橋ですが、この1本によって寄港できる船の数が増やせるわけですからやはり重要なのだと思います。

2018年11月17日の建設状況

しばらく見ないうちに建設が進んでいました。

なかなか地上部分の建設が進んでいなかったのでチェックがおろそかになっていましたが、地上部分の建設が始まっていました。左手に見える建設中の建物の高さが、施設の高さの上限のようです。ちょうど5階部分までできています。

これだけ見ると小さい気がしますが、あくまで一部です。右手に見えるハンマーヘッドと呼ばれるクレーンのところまで建物はできるでしょうから、すべてできると相当な規模間になるように思えます。

まあ、客船が発着すると千人単位の人が行き来するので、大きくなるのも当然ですかね。

工事の囲いの前からの撮影です。わかりづらいですね、すみません。

反対側から撮った写真です。

ちょうど水陸両用バスが来たので撮りました。大きさ感がわかるでしょうか?奥に見えるのがハンマーヘッドプロジェクトです。そしてそこにダイヤモンドプリンセスのような大型客船が接岸します。

こうしてみると、やはりかなり大きいプロジェクトのように思います。そしてダイヤモンドプリンセスはそれよりさらに大きいのです。

今年の夏は暑すぎて外出の機会が少なかったので、チェックが遅れてしまいましたが、これからはマメに見に行きたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。