スカイガーデンから見たみなとみらいの開発状況 2018年2月版

こんにちは。

2020年に向けて開発が進むみなとみらいの状況をお伝えします。

まずは開発案件が集中しているみなとみらい大通りからです。

みなとみらい大通りの名の通り、みなとみらいを貫く幹線道路なのですが、その周囲は空き地が目立ち寂しい限りです。

かつてはセキュチューや、スーパーオートバックスなどが立地していましたが、いずれも期限付きの暫定施設でいずれなくなる運命でした。そして現在は多数の開発計画が同時に進行中です。

ぴあアリーナ

38街区のぴあアリーナ計画は着工予定2017年12月1日、完了予定2020年3月31日。敷地面積12,000m2、延べ床面積21,724m2、高さ32mのアリーナです。

着工は始まっており、重機が入り始めたようです。現地事務所も立っているようです。

積水ハウス

積水ハウスが土地を買収したとの報道がありましたが、それ以外はさっぱりです。かつてのセキチュー跡地にあたりますが、敷地はその土地の半分にあたります。個人的には残りの半分も買って大規模な開発を行っていただきたいと思います。

村田製作所みなとみらいイノベーションセンター

着工予定2018年5月、完了予定2020年9月、地上16階の村田製作所による研究開発拠点です。

着工前なので、何もないのは当然ですが、柵ができています。

完成予想図です。低層部は”発見して考える”きっかけを提供する賑わい施設が設置されるようです。

コーエーテクモ本社

コーエーテクモ本社はすでに建設が始まっています。2017年12月着工、2021年1月完了よてい。地上15階、高さ71mのオフィス、ホテル、ホールからなる複合施設です。

重機がいくつか入っていますが、まだ基礎工事は始まっていないようです。

完成予想図はこのような感じです。みなとみらい大通り側からオフィス、ホテル、ホールとなるようです。

資生堂グローバルイノベーションセンター

資生堂が建設を進めているグローバルイノベーションセンターです。すでに地上部分の建設が進んでおり、かなりの部分の建設が進んでいます。地上16階、77mの研究開発拠点です。完了予定は2019年2月です。

スカイガーデンからでは他のビルに隠れてしまうので、別の角度からです。

手前の建設現場は京急の新本社計画、その奥で建設中の建物が資生堂のグローバルイノベーションセンターです。みなとみらい大通りの建設計画の中では最も建設が進んでいます。

完成予想図はこちらになります。

ガラス張りのオフィスが最近の流行りですが、ガラスの箱の中という感じです。モダンな感じですが、周囲の景観に馴染むのかどうか。

京急本社ビル

すでに工事が始まっています。現在は基礎工事部分の工事を行なっているようです。

資生堂の写真と同じですが、奥が資生堂、手前の工事現場が京急本社ビルです。地上18階、85m、2019年6月30日完成予定です。完成予想図はこんな感じです。

デッキで2階部分が接続されています。地上にはガラスで覆われた建屋に京急の車両らしきものが見受けられます。

横浜グランゲート(清水建設賃貸ビル)

清水建設の賃貸オフィスビル計画です。すでに着工していて基礎工事が行われているようです。ちなみにこのオフィスビルには横浜グランゲート(YOKOHAMA GRANGATE)という名称がすでにつけられています。

このビルもみなとみらい歩道橋と呼ばれるデッキで接続され横浜駅と接続されます。この手のデッキで接続されるかどうかでビルの価値が変わると思います。屋根もついていることですし、ターミナル駅である横浜駅から傘なしで移動できるというのは価値があることです。横浜駅からは多少距離がありますが、実質直結というのは競争力を保つことができるのでしょう。

ただ、次の絵が完成予想図なのですが、横浜グランゲートの公式サイトにある完成予想図が古い予想図であることが気になります。

公式サイトの方が情報が古いというのはどうかと思うのですが。

この他LGと神奈川大学もあるのですが、まだ着工が先なので今回は割愛します。

いままで更地が多かった新高島駅付近の開発が同時に進んでいるのは活気があっていいですね。ただ、かつてのセガの開発のような大規模な開発がなくなってしまい、大半のビルが100m以下のビルとなってしまっていることが残念です。

最後までお読みいただきありがとうございました。