こんにちは。
今日は竣工以来テナントがほとんど入らず、みなとみらいの空室率を下げている元凶である、オーシャンゲートみなとみらいについて書いてみたいと思います。
見た目について
私自身はこのデザインは好きです。最近はやりのガラス張りのビルですが、外観部の装飾に変化をつけているあたりが好印象です。
特に夜間のライトアップは他のビルと比べても特徴的です。
事業主体について
事業主体は東急建設。隣に立てたマンションとセットの開発です。この土地はURが分譲していましたが、分譲時の用途では住宅の記載はなく安心していたのですが、結局マンションが建ちました。住宅建設は許容されている街区ではありますが、この場所はオフィスかホテルにして欲しかったです。
空室が多すぎる
みなとみらいでできるオフィスは竣工時には概ねテナントが入った状態で稼働することが多いのですが、このビルは竣工してから半年経ってもテナントがほぼ入っていません。やる気ないのでしょうか?おかげで、ここ最近のみなとみらいの空室率はダントツで上がっています。テナントはキャタピラー1社のみ。低層部の店舗もセブンイレブンのみが入居しています。
先ほどの夜間撮った写真をご覧いただくとよくわかると思います。
今後に期待
そこまで立地が悪いとは思わないのですが、空室のままほったらかしなのかがよくわかりません。入居の予定があって空いているわけでもなさそうです。オフィスの賃貸仲介サイトを見ても全フロア絶賛募集中だからです。
ただ、みなとみらいのオフィス街に位置しており、駅直結ではないものの、駅近であることを考えるとそこまで競争力が劣っているとは思えません。もしかしたら、みなとみらいの他の大規模ビルと比べると1フロアの広さが劣るからかもしれません。これは東急が目先の利益のためにマンション建ててしまったことが原因だから仕方ないと思いますが。マンション用地も合わせてオフィスにすればかなりの床面積になったはずです。おまけにみなとみらいのオフィスビルでは初となる駐車場棟を建てるなどという安普請を行ったツケなのかもしれません。いずれにせよ東急不動産はオフィス・マンションとも売り払ってしまっているので、後のことは気にしないのでしょう。
オフィス部分はともかく、低層部の商業施設部分まで空室が続くと街のブランドイメージが低下するのでなんとかしてもらいたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。