東高島駅周辺の開発がスタートするようです

こんにちは。

東高島駅北地区土地区画整理組合設立されました
横浜市の発表によると、東高島駅北地区土地区画整理組合の設立が認可されたとのことです。これにより東高島駅周辺の開発がスタートするようです。

東高島駅北地区土地区画整理組合とは?

簡単に言うと再開発を行うための組合です。どんな開発がなされるかというと、タワーマンションが経ちます。道路も整備され、ポートサイト地区と結ぶ道路も建設されます。
タワーマンションは3棟建設されます。

市街化予想図を見ると
住宅、店舗、業務、下水道施設、医療施設、公園・広場、都市計画道路があります。
第二のコットンハーバーみたいな感じの開発ですかね?

現地はどんな感じ?

現地の位置関係は以下の通りです。横浜市の資料から抜粋しました。

最寄駅はJR東神奈川と京急仲木戸駅です。東高島駅が最も近くにありますが、これは貨物専用の駅で、しかも現在は事実上使われていません。

こちらも横浜市資料から抜粋です。敷地内に運河ありますがこれは埋め立てられるようです。

開発内容について

それでは開発の具体的な内容にについてみていきたいと思います。こちらは横浜市の環境影響評価書から抜粋しました。

住宅

これが一番のメインでしょう。タワーマンションが3棟建つ予定です。対象地域における開発面積が一番大きい施設です。この資料は横浜市の資料から抜粋しました。

三井不動産が建設するようで、地上52階建て、延べ床面積22.5万平米の2021年度着工予定らしいです。

C-1地区 地上47階 165m 最高高さ180m
C-2地区A棟 地上42階 150m 最高高さ165m
C-2地区B棟 地上52階 180m 最高高さ195m
名称は(仮称)東高島駅北地区C地区棟計画らしいです。

それにしても手たものの高さの高いマンションを建てますね。高さが高いほど値段が高く売れますからね。位置的にはコットンハーバーより内陸なので、海側の眺望は高層階を除くと限定されるかもしれません。後は角度次第でしょうか。

店舗

住宅に隣接する形で配置されてます。スーパーができるのでしょうか?

業務施設

やや意外ですが、業務施設も少しあります。小規模なオフィスビルが建つのでしょうか?
医療施設
そこそこの面積があるので、規模が大きいのか、医療モールのような形で複数のクリニック+薬局のような形なのかもしれません。

下水道施設

目玉施設の1つです。下水道雨水排除計画なるものがあり、横浜駅周辺で発生する河川の氾濫を防ぐために排水ポンプの施設ができる模様です。

公園・広場

これも目玉だと思います。市街化予想図では単に公園とか 広場などと書かれていますが、以前の資料では台場保全地区となっていました。近代遺構の1つである神流川台場の跡がこの地区にあります。神奈川防衛の要である施設がここにあったんですね。
まさか、最新計画ではこれを取り壊してただの公園にするとは思えないので、おそらくここには台場の跡が残るのだと思います。

過去の計画の資料では、鉄道施設の記述もあったのですが、この市街化予想図を見ると鉄道施設は皆無です。鉄道軌道だけ記述があります。
以前は東海道貨物支線の貨客併用化構想
あったのですが、今はこれは実現の見込みが少なくなりました。そのため、鉄道施設は消えたのだと思います。ここに新駅ができて品川とつながれば価値が上がりそうでしたが、残念ですね。

都市計画道路

これも結構大事だと思っています。この道路ができるとポートサイト地区とつながります。現在コットンハーバーどまりのバスがこの道路を通って、ポートサイド地区まで行って横浜駅まで連絡しそうな気配がします。
みなとみらい、コットンハーバー、東高島地区、ポートサイドを循環するバス路線ができそうな気がします。

横浜都心臨海部再生マスタープランにおいて北の端に位置しています。ここから山下埠頭までがマスタープランの範囲内です。