こんにちは。
横浜市港湾局によるみなとみらい21地区、62街区の公募が開始されています。
横浜市港湾局の資料から抜粋
一度も土地利用がされていない場所です。一時的にドッグランがあったと思いますが、それ以外で何か使われていたのは見たことがありません。
個人的にはここには学校があっていいと思っていたのですが、本町小学校は資生堂の裏になりましたし、神奈川大学は別なところにできることになりました。
土地分割は不可で、文化、商業、業務施設が求められています。住宅は不可とのことです。敷地面積の25%以上を展示・観覧または体験機能の用の今日する集客施設とあるので、展示場のような機能を求めていることがわかります。そして、一定の条件を満たせばホテルの建設も許可されるようです。
このご時世でかつ、海に面した立地ですから、黙っていればホテルができることは間違いなさそうですが、集客施設を求めているあたりが街の賑わいを求める横浜らしさだと思います。
隣の敷地のマンションの低層部の商業施設はガラガラです。竣工して大分立ちますがまだテナントが入っていない区画があるというか、テナントが入っている区画の方が少ないです。
オーケーみなとみらいは集客可能ですが、それ以外は周辺のマンション住民しか使わないと思われるので、無理もないのですが、62街区に集客施設ができると状況が変わるかもしれません。
公募の提案は2018年9月28日まで。そえから審査が12月まで行われて、決定が2018年12月だそうです。さて、まず募集があるかどうか。あったとしても採用されるかどうかはわかりません。
過去にもありましたが、応募が1件しかなくても、提案が不十分だと採用がされません。本来造成した土地は早く売却したいはずなのですが、目先の利益よりも長期的な視点で応募を審査して決定するあたりが横浜市の素晴らしいところです。おかげで単なる入札ではなく長い審査期間がかかり、着工までに数年を要してしまうため、その間に景気が後退してうまく進まないことがしばしばありましたが、それもこれも乱開発を防ぐためと思えば仕方がないことだと思います。
今回の公募でも素晴らしい提案が出ることを期待しつつ見守ることとします。
最後までお読みいただきありがとうございました。