オーシャンゲートみなとみらいの空室状況

こんにちは。みなとみらいでは初めて?となる入居テナントゼロ状態で竣工し、以来ぶっちぎりに高い空室率により、三鬼商事がまとめる”横浜ビジネス地区”の空室率ランキングにおいてみなとみらい地区をトップの座からから一気に最下位に押し下げたオーシャンゲートみなとみらいですが、最近のその状況が改善してきた模様です。

オーシャンゲートみなとみらいの空室状況

CBREのテナント募集情報を見ると現在募集されているフロアは14階、13階、11階、4階、3階だけになっているようです。そのうち1フロア全部募集されているのは4階と13階だけのようなので、テナントの誘致も進んでいるようです。


1階にはベントレーのディーラーも入居し、けやき通りが超高級車通りとして完成するのにオーシャンゲートみなとみらいは貢献しました。ベントレー横浜についての記事はこちらをご覧ください。

ベントレー横浜がオープン

後はオフィス部分に入居が進みみなとみらいの発展に貢献してくれることを祈るばかりです。

そのほかの空室状況

ちなみにプライムコーストみなとみらいの募集もあったので見てみました。2階の店舗の募集がかかっています。竣工してから1年以上至っていますが、いまだにテナントが埋まりません。

まあ人通りの多いところではありませんし、利用者はマンションの住人に限られるからだと思います。1階のセブンイレブンも竣工してだいぶ経ってから入居しましたし、隣にオーケーがあるので小売りは厳しいように思います。サービス系のテナントが入りそうですが、如何せん人通りが無いですね。まして二階で、しかも外から見えない場所となると、まあ普通のサービス業は難しいのかもしれません。目の前が海なんですがね。

似たような事例がブリリアみなとみらいでも起きています。ここもキング軸に面して低層部は商業施設が入っていますが、ブリリアショートショートシアターは閉館(もともと10年契約らしい?)、グランシエール葉山庵も閉店とさびしい状態が続いています。

向かいのパシフィックロイヤルコートも竣工当時はテナントがなかなか埋まらず、苦戦していたのを覚えていますが、今はランドセルの有名店、土屋鞄が入居し、いつも人がいる状況です。

このような競争力のあるテナントであれば集客は見込めるのでしょうが、この付近は駅からもやや離れていますし、商業施設も少ないため周遊するような感じでもありませんから仕方ないのかもしれません。

20街区が全部オフィスビルにでもなれば一気に人の流れができそうですが、できるのはパシフィコ横浜の拡張と会員制ホテルなので、イベント時以外は人の流れが起きそうにありません。
新高島駅付近はオフィスビルがバンバン立ちますが、その人たちが臨港パークまで来るかと言われると多分来ないと思います。

竣工当時は空室だらけで苦戦していたパシフィックロイヤルコートの商業施設部分も最近は満床になったようです。10月からはクロスフィットみなとみらいが入居オープンするみたいです。

全体的な空室は少しずつ改善しているようです。空室状況は今後も定期的にみて行きたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。