JR桜木町駅ビル建設状況 (2020年3月26日更新)

2019年8月29日に更新しました。

こんにちは。桜木町駅前でJR東日本によるホテルの建設が計画されていますのでご紹介いたします。

ホテルの概要

JR東日本のプレスリリースより抜粋

地上12階建てで、1階と2階に店舗、子育て施設からなる「CIAL桜木町別館」が入り、3階から12回にはホテルメッツが入るそうです。ホテルの客室数はシングル209室、ツイン55室、ダブル10室で、2010年10月上旬に着工し2020年度に竣工予定です。

JR東日本のプレスリリースより抜粋した位置図です。横浜市役所新庁舎建設に伴い設置される新改札のそばに建設されます。

みなとみらい周辺では開発ラッシュを迎えており、その中でホテルも多数建設されます。こんなに作って大丈夫かと思うほどですが、JRはその立地を生かして桜木町に隣接する形でホテルを建設します。

従来みなとみらいにはいわゆるシティホテルしかなく、ビジネスホテルは同じく桜木町駅前の、ワシントンホテルくらいしかありませんでした。それからヒューリックみなとみらいにニューオータニインができ、ホテルメッツもできることになります。

コーエーテクモの本社ビルにもホテルが入居しますし、37街区の計画でも上層階にホテルが入ります。馬車道ではアパホテルが2000室もある巨大ホテルを作りますのでいささか心配になるのですが、横浜は東京から近いせいで滞在する観光客が少なかったのも事実です。たくさんのホテルができることによって滞在する方も増えるのかもしれません。また、複数建設されるアリーナの影響もあるのかもしれません。イベント時にはたくさんの方が来ることが予想され、メジャーなアーティストの場合は全国からファンが来ることが予想されます。その場合は宿泊を伴うことになるので、その意味でもホテル需要はあるのかもしれません。

2018年10月12日の状況

重機が入り始め工事が始まるようです。

引きで撮った写真は感じです。

こうしてみると駅の反対側には規模も大きいワシントンホテルがあります。見切れていますが写真手前の方にはニューオータニインもあります。それでも建設するのはやはり勝算があるのでしょう。駅前のビジネスホテルというのは需要があるでしょうしすぐそばに横浜市役所も移転してきます。

書いておいてなんですが、市役所に対する出張需要がどれほどあるのかはわかりませんし、市内の移動でホテルを使うとは思えないので市役所は関係ないですかね。

ただ、横浜市役所移転に合わせて桜木町駅に改札が新設されますし北仲地区への人道橋も設置されます。人の流れが増えるのは間違いない場所に建設されるホテルになります。

2019年3月24日の状況

半年近く経ちましたが、クレーンが建ちました。

横着して現地に見に行っていませんが、クレーンが立っているので外からの変化がこれから見られると思います。みなとみらいの他の建設計画と比べると小ぶりですが、こちらも定期的に見ていきたいと思います。

2019年8月24日の状況

結構建設が進んできています。低層部は外壁が設置されています。

IMG 8859

最下層はシックなつくりです。石のタイルのように見えます。最下層部だけとはいえ、歩行者の目線に入る場所ですから、あるとないとでは雰囲気がだいぶ変わります。当然あったほうがいいと思います。

IMG 8857

現地から見上げたアングルです。まあ悪くないと思います。北仲地区で建設中のアパホテルに比べたら格段にいいと思います。

2020年3月21日の状況

概ね完成した模様です。

写していませんが、縦のものの周りは仮設の柵だけになりました。外観はシックでいい感じですね。

低層部と高層部でトーンが違いますが、低層部の作りは良いです。奥に見えるのが機関車です。この施設の最大の目玉ですね。

上を見上げた感じです。高層部がホテルになります。低層部がCIALの予定です。

柵があるのでこれ以上寄れないのですが、機関車が見えます。

2倍望遠で撮ってもここまでです。あとは開業してから見に行くこととします。

開業予定は2020年6月下旬とのことで、正確な日は発表されていません。横浜市役所の新庁舎の開業と合わせるのでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。