こんにちは。
今朝、S&P500の月別騰落率を説明しているテレビ番組を見ました。その説明によると過去50年分のデータを使うと9月は下落することが多いとのこと。見ていた私としては過去50年ってのはいくらなんでも長すぎる気がしました。データが多いのは結構なのですが、最近の株式市場と50年前では何かがいろいろ違うような気がしています。そこで2007年からのデータを使って自分で調べてみました。
S&P500について
S&P500とは米株式市場における代表的な指数です。算出しているS&P Dow Jones Indicesの資料によると”米国の主要産業を代表する500社により構成されており、米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしている。”とのことです。
S&P500の月別騰落グラフ
下のグラフが2017年7月31日現在のS&P500指数の月別騰落をボックスプロットにしたものです。横軸が月、縦軸が月末の値から月初の値を引いたもの。つまりプラスならば月間で上昇、マイナスなら月間で下落です。調査対象は2007年1月から2017年7月末までです。
月別騰落について
1月は分が悪いようです。
2月は逆に良くなります。税が還付される時期だからでしょうか?
2月から5月までは平均がプラスで推移しています。
8,9月は平均こそプラスですが、下落したときの最大値が他の月より大きいようです。
10月は明らかに上昇しているように見えます。投資するなら10月に買うといいのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。