みなとみらいにロープウェイが計画されていることが判明しました

こんにちは。

横浜市の発表によると、みなとみらいでロープウェイの建設計画があることが明らかになりました。

運河パーク駅舎

(横浜市発表資料より)

場所は桜木町駅前からワールドポーターズ前までの約600mの区間になります。

支柱は地上2基、海上3基で構成され、ゴンドラは定員8名のものが36基で運用されるそうです。ゴンドラは車椅子対応とのこと。基になる景観上の影響ですが、海上部分の支柱は30から40mとなるようなので歩行者からはそれほど邪魔にはならないのかもしれません。

位置図

(横浜市発表資料より)

この位置関係図を見ると北仲地区よりの会場を通るようです。北仲にある結婚式場にとっては目の前を通られるので、いい迷惑ですね。それとこんな短い距離でロープウェイを作ることにどの程度の意味があるのかは疑問です。それとワールドポーターズ前で横切るのも景観的にどうかと個人的には思いますが。何か落ちてきたらどうするんでしょうか。

北中方面

北仲橋からの予想図です。ここは高いところを結んでいるのでそんなに影響がなさそうに見えますが、ここから桜木町駅に向かって降下するので、やっぱり景観的にはどうなのかガキになるところです。

桜木町駅舎

桜木町駅前の駅舎です。うーん。微妙です。桜木町駅前の広場を潰してまで作る価値があるのでしょうか?あそこは開放的な広場であることに価値があると思うのですが、そのど真ん中に駅舎ができるのはちょっといただけないです。

それに平地でロープウェイってのはどうなんでしょうかね?みなとみらいの景観だけは破壊して欲しくないのですが、都市美対策審議会景観審査部会にも諮るとのことなのであんまり変なことにはならないことを期待しています。

この計画は”ヨコハマ都心臨海部のまちを楽しむ多彩な交通”について提案された多数の案件から検討が具体化してきたものとして発表されています。提案の中にはこれ以外にもロープウェイ計画があります。

それは横浜駅東口から海側を取って山下埠頭までロープウェイで連絡するものがありますが、なんでロープウェイなんでしょかね?海側に効果で線を張ったら景観が悪くなる気がして仕方ないのですが。海側のマンションに住んでいる人やホテルに泊まる人にとっては部屋の目の前でゴンドラが行き来していたらいやになってしまうと思うのですが。

市長の定例会見でもこの件が上がったようです。市長のコメントは次の通りです。

”桜木町駅前と新港ふ頭を結ぶロープウェイの整備は、新港ふ頭をはじめとする都心臨海部全体の回遊性向上、活性化につながると考えています。日本初の都市部を運行するロープウェイなので、横浜の魅力を国内外に発信するものになると期待しています。特に新港ふ頭では現在客船ターミナルの整備が進んでおり、客船の乗降などでターミナルを訪れるお客様に美しいまち並みや港の風景を楽しんでいただけるので、客船受け入れ機能強化の取組との相乗効果もあるのではないかと思います。現在は公民連携で事業化に向けて検討を進めており、東京2020オリンピック・パラリンピックまでの営業開始を目標にしています。観光としての期待もありますし、交通にとても有効なものではないかと思います。”

やる気のようです。

新しい情報が入れば記事を更新していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。