SQ間の日経平均の変動についての調査

こんにちは。

日経平均株価には先物・オプションが存在していて、その動向に良くも悪くも振り回される時があります。日経平均先物・オプションの清算値が指数としての日経平均株価と一致しない幻のSQという言葉があるくらいです。

SQを境に株価の風向きが変わることもあります。これはSQで先物・オプションが清算されて再スタートするからだと思います。そこで今日はSQ間の日経平均株価の差を調べて何か特徴があるか調べてみることにしました。

アベノミクス以降におけるSQ間の日経平均株価の差の分布

過去どれくらいまでさかのぼるかについて考えましたが、アベノミクス以降とすることにしました。下のグラフがその分布です。

アベノミクス以降のSQ間分布最小値 -2421

最大値 2253

中央値 124

上昇 34回

下落 22回

となりました。

結果からわかること

わかることは何かというと

  • 上下3000円以上は変動していない
  • 上昇の方にやや傾いている
    • 中央値がわずかにプラス
    • 回数も上昇が多い

ことくらいでしょうか。それほど分布偏っている感じでは無いようですしそれほど特徴がないように見えるということは、それが特徴なのかもしれません。

つまり、SQ毎に3000円以上のOTM(アウトオブザマネー)のオプションを売ることで利益を得るチャンスがあるということです。

もう少し考察をした方がいいのですが、時間がないので今日はここまでとします。

最後までお読みいただきありがとうございました。