横浜ロープウェイ計画 YOKOHAMA AIR CABIN(仮称)の建設状況(2020年9月30日更新)

こんにちは。

桜木町駅とワールドポーターズを結ぶロープウエイ計画ですが、やはり実行されるようです。

計画概要

横浜市が泉陽興業株式会社と事業実施契約を締結して2020年度末を目標にロープウエイを設置するようです。

ロープウエイ

こちらが計画のルートになります。桜木町駅前の広場を起点として、ワールドポー田鶴前までを連絡します。汽車道に対して、北仲寄りを通ります。

桜木町駅に設置される乗り場のイメージ図です。個人的にはどうかという気がしていますが。開放感のある駅前広場が台無しにならなければいいのですが。

計画ルート図の2の位置からの長めです。まあ、可であることはないでしょう。電柱がない世界だったのですが、巨大な鉄塔が現れます。

計画ルート図の3の位置からの眺めです。これは初めて見ました。前述の2枚はすでにリリースされていたのですが、これは初めてでありかつ、一番気になっていた部分です。

イメージ図の解像度が悪くてなんだかわかりづらいと思いますが、左側が北仲地区です。結婚式場の眼の前を通りますね。この結婚式場からの眺めはみなとみらいと横浜港が見えることだと思うのですが、一番前をロープウエイのドンドラが行き来します。さて、プラスになるんでしょうか?なんだか安っぽい景色になるような気がしてなりません。

これも初登場。ワールドポーターズ付近の乗り場です。周りの絵がないのでよくわかりませんが、運河パークの敷地の一部を使って建設するのだと思います。

今回の計画は高々600m程度の距離を結ぶもので、移動手段というよりは観光目的なのだと思います。確かに桜木町駅から汽車道に出るためにはバスターミナルを超えてみなとみらい大通りを超える必要があるのでちょっとイマイチな感じはあるのですが、どーかなーって気がします。

今回の計計画の建設費は事業者が負担するため横浜市はほとんど金を使わずに施設の整備ができますが。

事業計画は次の通りです。

施設名称:YOKOHAMA AIR CABIN(仮称)
事業者:泉陽興業株式会社
事業内容:延長約 630mのロープウェイの整備運営
開業時期:2020 年度末(予定)
施設内容:停留所2カ所 支柱5基(地上2基、海上3基) 最大高さおよそ 40m 8人乗りゴンドラ 36 基

東京新聞によると、着工は2020年1月を予定。建設費は60億円らしいですが事業者が負担。片道2分半から3分で移動する模様。

建設状況

2020年3月22日の状況

ついに建設に着工したようです。

バスターミナルの横に柵ができています。こここが桜木町駅側の発着場所になるようです。

桜木町駅前から撮影したものです。どうなんですかね。目の前の広場がなくなることにはやはり反対ですね。それにやるなら動く歩道も桜木町駅に接続してほしい。

索道施設というらしいです。来年2月末までの工事のようです。

万国橋から見た景色です。ここでも工事が始まっています。いずれここにも無粋な鉄柱と線が張られることになります。開放的な景色がなくなってしまいます。

こちらはワールドポーターズ側の乗り場になります。ここも緑地だったのですが。どうせならワールドポーターズの屋上にでも乗り入れればいいのにとか思います。

あんまり気乗りはしませんが、時々状況をお伝えします。

2020年7月13日の状況

支柱が立っていました。

桜木町駅から伸びてくるようです。

左手の結婚式場はどうなるんでしょか?せっかく海の方向に開ているところに結婚式場を設けたのに、目の前をゴンドラが通ることになったら。

見る限り橋脚は結婚式場より高そうなので、室内からは見えないのかもしれませんが、あんまりいい気はしない気がします。

結婚式場奥に建設予定の住友不動産のマンション計画も気になりますね。ゴンドラが目の前を通る住戸の扱いはどうなるのやら。まあこれは先にやったもん勝ちなので、気にしないかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。