こんにちは。
みなとみらい21 58街区の事業者が決まりました。
鹿島建設株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、住友生命保険相互会社による企業グループです。
建物の写真は鹿島建設のプレスリリースからの抜粋です。
建物の情報は次の通りです。
- 高さ113.9m、地上21階、地下1階、床面積 80,480m2
- 1階 飲食、物販店舗
- 2階 プラネタリウム、デジタルプラネットカフェ、保育所
- 3階 イノベーターズコミュニティラウンジ、インキュベートオフィス、カンファレンススクエア、アーバンテラス
- 4階 クリニックモール
- 5-21階 オフィス
- 2019年4月着工 2021年7月竣工
58街区は横浜駅に近く、京急新本社ビル予定地の隣、横浜三井ビルの向かいにあたります。
オフィス、商業、にぎわい施設からなる計画で、にぎわい施設にはプラネタリウムが設置されるようです。
個人的には何とかこのビルもデッキで横浜駅につながってほしいです。
この街区には5件提案があったようです。
不採用となった案についての情報は次の通りです。
- 複合施設(ホテル、医療、商業、にぎわい施設等)の新設
事業主体は不動産関連会社です。ホテルや商業施設によるにぎわい創出に加え、医療と健康管理のコンセプトを加えた複合施設の提案。 - 複合施設(教育施設、ホテル、商業等)の移転及び新設
事業主体は学校法人です。既存の施設の拡充移転及び新設を行い、人材育成や官民連携の学びやイノベーションの実施を目指すとともに、にぎわい等の形成も図られている提案。 - 複合施設(ホテル、オフィス、商業等)の新設
事業主体は総合リース事業会社及び住宅総合メーカーのグループです。賃貸オフィスのほか、ホテルや商業施設によるにぎわい創出及び立地を活かした近隣街区との機能連携を図るという複合施設の提案。 - 複合施設(提案企業の本社オフィスや研究所、劇場、商業等)の新設
事業主体は総合建築・不動産関連事業を行っている企業、LPガス関連事業を行っている企業及び蓄電池の研究・開発を行っている企業のグループです。オフィスや研究所のほか、劇場や商業施設による文化芸術やにぎわいを創出する複合施設の提案。
横浜駅に近いという場所柄のせいか、ホテルを併設する案が多いです。
個人的には最後の案になってほしいと思いました。プラネタリウムもいいのですが、劇場の方が欲しいです。
採用された計画は
・保険会社が建物を建てるから長期的な投資となる?
・自社使用もするという点もプラス
・メインがオフィス用途
ということが評価されているように思います。他の案は用途の筆頭にホテル、教育施設、ホテル、オフィスとあり、2つはホテルメイン、1つは教育施設メインです。横浜市としてはここには業務施設を誘致したかったのだと思います。
ただ、情報が少ないのですが、他の案も魅力的な案であり、残された街区は少ないのですが、ぜひとも再応募していただきたいと思いました。
特に300mまでビルを建てることが可能な53街区が残されているので、そこに高いビルと魅力的な施設ができてほしいと思っています。この街区ができることでグランモール軸も完成しますし。
最後までお読みいただきありがとうございました。