こんにちは。
横浜市の令和3年度の予算案が公開されたのでそれを見ていきたいと思います。
あちこち・ドキドキ・はまのまち 横浜市都市整備局
素敵なキャッチコピーがついている横浜市都市整備局から、みなとみらい関連のものを取り上げてみます。
目次
みなとみらい21地区開発促進事業
特筆すべきは、(仮 称)37-38街区間デッキと(仮称)高島水際線デッキです。
(仮 称)37-38街区間デッキ
イメージズとかは見当たらないのですが、現在建設が進んでいる37街区の計画とピアアリーナMMとの間でデッキが建設されます。もともと計画されているもので、37街区のイメージ図にも書いていあるのでいずれ建設されるのだろうと思っていましたが、横浜市の予算に記述されたことで、建設が決定的になりました。
(仮称)高島水際線デッキ
こちらも現在建設中のKアリーナに合わせて整備されるものと思われます。以前こちらの記事で紹介いたしました。もしのこのデッキがないと、イベントのたびに大量の人が日産本社を通過することとなり、行き交う人で大混乱になるのは目に見えています。これを回避するために、横浜駅からの別ルートを作成するのだと思います。普段は人通りがない川沿いのルートですが、それゆえKアリーナへのアクセスのは向いているのだと思います。
港湾局
都市開発といえば、都市整備局が主役のような気がしますし、実際そうなのでしょが、みなとみらいは海に面しているため、港湾施設も存在します。そのため港湾局が関係する事業もあり、注目すべきものも多数あります。
施策 (2)観光と賑わいの港
臨海部の回遊性向上(新港歩行者デッキの整備)
サークルウォークからハンマーヘッドの入り口までデッキが伸びるようです。
現在サークルウォークはエスカレータと階段の増設工事を行なっていますが、そのほかに、デッキが接続するようです。新港埠頭の客船ターミナルが本格的に稼働してたくさんの人が行き来するようになると、桜木町駅方向とは行き来がしづらいのが現状です。特にサークルウォークがある交差点は横断歩道がないのでサークルウォークに上がる必要がありますが、大量の人数の行き来には向いていないように思えます。
その辺の改善を見込んでいるのではないかと思います。
臨港パーク先端部等の整備
臨港パークが拡張されます。
現在耐震壁岸となっている部分の先を伸ばして、藻場、桟橋、人工海浜、緑地、展望ゾーンが設置されます。
個人的にはこれら全てが良いです。横浜は港が多いわけですが、裏を返すと砂浜がありません。砂浜には港は作れないし、港を作るために砂浜を埋めているためです。そのためみなとみらい には砂浜がないのですが、小さいとはいえ砂浜が作られることには大いに期待しています。藻場と砂浜によって海の生き物が定着して生態系が豊かになることにも期待しています。展望ゾーンも海に突き出しいるようなので、普通とは違った景色が見えそうにも思います。
パシフィコ横浜とデッキ新設
臨港パークとパシフィコ横浜との間にデッキが新設されます。
現在のデッキは”仮設”デッキだったようです。初めて知りました。老朽化と言われればそうなのかもしれませんが、そこまで気にしたことはありませんでした。イメージ図はありませんが、”幅員の広い本設デッキ”を整備するとあるので、立派なものができるのかもしれません。
(3)安全・安心で環境にやさしい港
生物共生型護岸
臨港パークの前面に生物共生型護岸が設置されるようです。現在も冬になると鴨などの水鳥が護岸に生えている海藻などを食べていますが、盛り土をして海藻が繁殖するような環境を構築するようです。基本的に横浜港は港なので、壁岸ばかりですが、浅い部分を作ることで生態系形成できるのだと思います。
こうしてみると、港湾局の方が魅力的な話題が多いような気がします。これらについては、実現されたら実際に見に行ってみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。