スカイガーデンから見たみなとみらいの開発状況 2018年1月5日版

こんにちは。

先日横浜ランドマークタワーの展望台であるスカイガーデンに登ってきました。展望台から見るとまだまだ空き地が目立つみなとみらいですが、建設計画自体は多数存在するので写真を撮ってみました。

1枚に収まらないので、順に説明します。

1枚目はみなとみらい大通りを沿いの案件です。手前から、首都高神奈川局、ぴあアリーナ計画、神奈川大学みなとみらいキャンパス、土地売却だけ報道されて建設計画不明の積水ハウス、村田製作所、コーエーテクモゲームス本社+ホテル+ライブハウス計画となります。

ぴあのアリーナ計画の横と、村田製作所の横に未使用の土地が残っています。両方とも三菱地所が所有していると思うのですが、何に使うのでしょうか?ビルを建てるのは小さい気もしますが。当面駐車場にでもするのでしょうか?三菱地所はみなとみらいにたくさんの土地を保有していましたが、大半を切り売りしています。丸の内のように自社ビルをたくさん建てて欲しいところですが、ビルを建てはするけどそのあと売却というのが目立つ気がします。

次の写真は見辛くて申し訳ないのですが、新高島駅周辺の案件です。

これまたみなとみらい大通り沿いに資生堂の研究所、京急本社ビル、鹿島建設が代表企業となっているオフィスビル計画、清水建設が建設しているオフィスビル(YOKOHAMA GRANGATEという名称らしい)、ケン・コーポレーションのアリーナ計画と続きます。アンパンマンミュージアムは暫定施設なのでここでは載せていません。

こうして見ると、今はビルがほとんどないみなとみらい大通り沿いに続々とビルが立つことがわかります。ただ、残念なことにどのビルも100mを超えないものばかりで、都市のスカイライン形成には貢献しません。リーマンショック前の計画では現在建っている野村総合研究所が入っているビルは150mの計画でしたし、神奈川大学が立つ予定の場所はCSKの本社が150mのビルを建てる予定でした。鹿島、京急、資生堂の場所はセガが4街区1体開発で180mのビルを建てる予定でした。これらの計画はいずれも計画変更、中止となり残念でなりません。

使う側としては同じ床面積なら1フロアが広い方が使い勝手がいいことはわかるのですが、クイーン軸で成功している都市景観が崩されていくようで残念でなりません。

次にパシフィコ横浜の拡張とリゾートトラストの建設現場です。

ここも空き地が勿体なかったのですが、海が望める立地に高級ホテル+会員制ホテルが建つようなので個人的には満足しています。

拡大したものがこれです。

リゾートトラストのホテルの完成予想図はこちらです。

公式サイトから借用しました。横浜ベイコート倶楽部として公式webサイトが立ち上がっています。会員制ホテルは最も安いプランで1000万円からだそうです。

一般向けのホテルはザ・カハラホテル&リゾート横浜として開業するようです。

最後は新港埠頭です。

大型客船が接岸できる桟橋を整備中です。これが終わるとターミナル施設が建設されるのでしょう。

完成予想図はこれです。

これらの開発が進むと街が一変すると思います。変わりゆくこの街について定期的に見ていこうと思っています。