こんにちは。
2月に起きた株価急落から1ヶ月経ちましたが、日経平均は低空飛行のままです。発端となった米国ですが、S&P500は半値戻し程度でありますが、NASDAQ-100はすでに急落前の高値を更新しています。こういうのを見ると、日本株は割りを食わされている気がしてなりません。世界の景気敏感株とか言われていますが、下がるときはいち早く猛烈に下がるのに上がるときは一番最後まで上がりません。
こんな日本市場に愛想がつき始めている私としてはアメリカ株の調査を始めているわけです。
QQQとは
PowerShares QQQ ETFとはNASDAQ-100指数に連動するETFです。NASDAQ-100とはNASDAQ上場株式のうち金融を除く時価総額上位100社で構成される指数です。ダウ平均の30銘柄は少なすぎると思うので、100銘柄くらいあればまあ良いのではないかと思います。
QQQはNASDAQ-100指数連動型ETFの中で時価総額が最も大きいETFです。つまり流動性が高く売買がしやすいということが言えると思います。
米国モーニングスターの情報を見ると、レーティングは星5つ。組み入れ上位5銘柄はアップル、アマゾン、マイクロソフト、フェイスブック、アルファベットと日本人にも知名度が高い企業ばかりです。セクター別ではテクノロジーセクターが全体の6割弱を占めます。
モーニングスターのリスクメジャーでは、リスクは同一カテゴリの中では平均的、リターンは高いということで、買い得と見ることができそうです。
チャートを見ると
チャートをご覧いただくとわかりますが、すでに急落前の基準価格に戻しています。
SP500との比較チャートを見るとその優位性は歴然です。
ローソク足が、QQQの値動き、赤い線がSP500の値動きです。書きませんでしたが、日経平均はもっとひどいです。
こういう動きを見ると、アメリカ株は強いし、NASDAQ銘柄も強いことがわかります。
日米の投資環境の違い
投資するならこのような勝てる市場で勝負をしないといけないと痛感する次第です。残念ながら日本にいるとどうしても日本株がメインになってしまいます。もちろん個別株を丁寧に調べていけば、強い銘柄を見つけることができると思いますが、専業の投資家でもないとなかなか時間が割けないのが現実ではないかと思います。
そういう人のために指数があって、指数に連動するETFがあると思うのですが、日経平均とかTOPIXに連動する指数だとどうしても為替の影響とか米国の状況とか外部環境に揺さぶられることが多く個人投資家は楽に勝たせてもらえないように思います。
翻ってアメリカ市場はまだやりやすいように思います。個人投資家の層も厚いですし、資産形成の一翼をしっかりになっています。経済が拡大し続ける限り株価は上がりますから。
値幅制限がないのが唯一怖いところですが、現物だけでなくオプションなども盛んで投資の手段が多いのも魅力的だと思います。
駄文を連ねてしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。