こんにちは。
みなとみらいでぴあが建設を行なっているアリーナの建設状況をお伝えいたします。
目次
ぴあアリーナMMについて
ぴあがみなとみらいで建設を進めている音楽専用アリーナです。完成予想図はこちらです。
この完成予想図だけは 建物の全貌が分かりづらかったのですが現地に看板が出ていたので掲載してみます。
これを見るとイメージ図ではわからなかった真横からの立面図と真上からの配置図が書いてあります。この看板は、横浜市魅力ある都市景観の創造に関する条例に基づいて設置されているそうです。
合意事項として次のことが挙げられています。
- アクティビティーフロアとして1階に物販店舗、2階に飲食店舗を設けます。
- 歩道状空地としてみなとみらい大通り側に幅員4メートルのペデストリアンデッキを設けます。
- コモンスペースはみなとみらい大通り歩道に面して隣接地まで連続するように設けます。
- 日常的に使用する駐車場は建物内に設け、車両出入り口はみなとみらい大通りを避けて設置します。
- 駐輪場は歩行者から見えない位置に設置します。
- ゴミ置き場は建物内寿荷捌場前に緑化フェンスを設置します。
- 低層部と高層部のデザインを切り替え高層部の壁面はセットバックし、ガラスカーテンウォールや化粧壁と組み合わせることで圧迫感の軽減と分節化を図ります。
- 周辺建物と視覚的な連続性を確保することで、38街区全体の一体的な景観形成に配慮します。
とのことです。ペデストリアンデッキが設置されると桜木町から信号なしで移動することが可能な上に安全ですね。眺めもいいし。駐輪場が歩行者から見えないというのも好印象です。たくさん自転車が並んでる様は景観上よろしくないです。
こちらは、工事の囲いに描かれていたものです。
2020年にオープンします。
建設状況
2018年5月の状況
写真はランドマークタワーの展望台スカイガーデンからの写真です。 これを見ると基礎工事の最中のようです。 少し前まで更地だったので基礎工事がだいぶ進んでいるようです。 写真の南側(下側)の更地は首都高神奈川局のオフィスビルの建設予定地です 写真北側(上側)の更地については情報がありませんが三菱地所が所有したままだと思われます。
ぴあが建設を行うアリーナの土地も売却ではなく賃貸なので北側の
何か暫定的なものができるのかもしれません.
アリーナは高層建築ではないので、案外早く地上躯体が姿を表すのではないでしょうか?
このアリーナは国内最大規模の民間の音楽専用アリーナとして建設されます。ただ、ケン・コーポレーションがその後に発表したアリーナ計画は2万人規模で世界最大規模とうたっています。同じ街に2つの大規模アリーナが誕生しますが、競争が激化するのか、相乗効果で大きく栄えるのか今後の動向が気になるところです。
2018年7月の状況
基礎工事が着々と進んでいる感じでしょうか。
2019年3月24日の状況
久しく更新していませんでしたが、ぴあのMMアリーナ計画の状況です。
外から見るとよくわからないのであんまり更新していませんでしたが、スカイガーデンに登る機会があったので撮影しました。
着々と進んでいますが、天井ができてしまうともう見ることができない貴重な写真かもしれません。真ん中の空洞がホールなのでしょう。こうして見ると相当大きいように見えます。さすが1万人規模のアリーナですが、ケンコーポレーションが計画しているKアリーナプロジェクトは2万人規模なので、この倍なんでしょうか?
周辺のオフィスビルと比べると進みが遅いように感じますが、建物が特殊だからなのでしょうか?基本的に内部に柱はないのでしょうから外壁は丈夫に作らないといけないからかもしれません。
2019年2月4日の状況
今更知ったのですが、正式名称はぴあアリーナMMと決まったそうです。2018年11月に発表となった2018度第二四半期の決算資料の補足資料において、正式名称がぴあアリーナMMと決まったことが報告されていました。
まずは遠景です。中はまるでわかりません。
三菱重工ビル側からの撮影です。こちらからも中はわかりません。ずっと囲いのままで外からは変化が見えないのでずっと更新をサボっていたというのが実情ですが。
首都高神奈川局のビルとの境界部分の写真です。ペデストリアンデッキが接続する部分と思われますが、なぜここだけ見えるのでしょうか?首都高側と接続工事をするためでしょうか?
これだけではつまらないので、アリーナの模型の写真をつけたいと思います。ぴあの公式サイトからダウンロードしました。
こちらは断面図です。西側つまり根岸線が走っている側からの断面かと思います。写真左手がステージです。客席は4階までありますね。
これはみなとみらい大通り側から見た方向だと思います。左手が桜木町駅の方向でデッキで接続されることになります。
これは斜め上から見た写真ですかね。
こちらは上からの写真です。ペデストリアンデッキがよくわかります。
こちらは内部の模型です。人型があることで大きさ感がわかります。
客席後方2階客席あたりからの撮影でしょうか。こんな感じで見えるのでしょう。
これについても定期的に情報をお伝えしていきたいと思います。
2019年9月21日の状況
だいぶ前から外壁の囲いが取れないのでほったらかしだったのですが、気づいたら看板部分が露出しています。
全景はこんな感じです。手前には住宅展示場があったのですが、解体されました。こうしてみると浜銀本店ビルの高さがよくわかりますね。ぴあアリーナの方はまだ囲いに覆われていますが、天井と思われる部分が少し見えます。見辛いですが、建物左手に外壁の一部と”ぴあアリーナMM”と書いてあり文字が見えます。
拡大するとこんな感じです。なんでここだけなのかはわかりませんが、一部だけ見えています。ここだけガラスだから先に完成しているのでしょうか?全貌が見えるのももうじきでしょうか?
ぴあに限らずこのみなとみらい大通りでは開発ラッシュでとんでも無いことになっています。ほとんどがビルですが、唯一の文化施設で街に変化があっていいと思います。全貌が見えたらまたお伝えしたいと思います。
2019年10月20日の状況
外壁とかは出来上がっているようなのですが、工事中の壁にしか見えません。
塗り壁のごとき壁です。色がグレーなので、コンクリートの打ちっぱなしのようにも見えますが、こういう色のようです。まあ、こちら側は首都高神奈川局のビルが立つので装飾する必要はないのですが。
これは10月13日に撮影したものですが、上から見るとこんな感じになります。形としては地味で色もグレーなので、なんだかよくわかりませんが、外側は概ねできている感じです。屋根に写っているのは隣の三菱重工ビルの反射です。
これがデッキの接続部分です。ぴあ側はここまでであとは首都高側がビルを建てる時に接続するのでしょう。それまでは通行不可です。
下から見上げたぴあアリーナMMの看板です。この付近が入り口になると思われます。来年春には完成しますので、完成までもう少しといったところでしょうか?
2020年2月9日の状況
看板がつきました。メインエントランスだと思います。
階段が広いですね。デッキからも入れると思いますが、大通りからも入ることができます。ただ、隣で建設中の首都高神奈川局のビルが完成するまではデッキが繋がらないので、当分こちらの入り口がメインの出入り口になりそうです。
同じところから見上げて撮影したものです。デッキについてはもうできている感じですね。
通り沿いの通路っぽい感じですが、デジタルサイネージ用と思われるディスプレイ?のようなものが設置されています。もうほとんどできている感じです。
最後までお読みいただきありがとうございました。